別宗明敏市議の死去に伴う欠員により、補欠選挙が行われました。
おそらく、71歳もしくは72歳での死去と思われます。
南陽市議会議員選挙に関する記事で提起した議員の高齢化による代表的な問題ですね。
議員の死去に伴う、補選の実施です。
結果的に無投票になりましたが、おそらく掲示板の設置のために多くの税金が投入されました。
選挙に投入された税金の金額は公開されているのでしょうか?
3年前の選挙時の当選者の平均年齢は、 61.47歳でした。
現在は、64.47歳と推測できます。
南陽市が68.35歳でしたので、それよりは少しだけ若いです。
でも、高齢と言えるでしょう。
今後、かほく市と同じように議員の死去に伴う補選が多くの地方で実施されるでしょう。
30代、40代の人間がもっと選挙に立候補していくことでこの問題は解決されていくのでしょうか?
簡単に解決できるとは言えないでしょうね。
立候補しても当選しないと意味がありませんので。
若い人たちが立候補して、さらに当選まですることにより、議員の高齢化問題は解決されるのでしょう。
でも、高齢議員が当選しまくるような地域において、若い人がどれだけいるのでしょうか?
過疎化の問題も絡んできます。
少子化の問題も絡みます。
そもそも論として、本当に各地方毎に議員が必要なのでしょうか?
ITがこれだけ普及しているのに、実際に会議に参加する必要なんてないはずです。
実際のところは、議員自体はなくならないでしょう。
定員削減などでお茶を濁すことはあっても。
簡単に言えば、議員は既得権益であり、その既得権益を手放すようなことは誰もしたくありません。
そして、地方の財政を蝕みながら、高齢議員はいつまで存在し続けるのです。